こんにちは、アキです。
中国輸入ビジネスで発生する経費の一つに国際送料がありますが、
国際送料には【2種類】あることをご存知でしょうか?
国際送料は基本的に、「重量」と「体積重量」で
設定されており、それぞれで料金設定が異なります。
この2種類共理解していないと、自分が想定していたよりも高い国際送料が
かかる恐れがありますので、経費を把握するためにも理解を深めておきましょう。
今回の記事では、「中国輸入で国際送料にかかる重量と体積重量の違いと計算方法」について解説していきます。
重量と体積重量の違い
国際送料は基本的に「重量」と「体積重量」の2種類で計算されます。
「重量」:梱包を含めた商品の実重量(重さ)で料金設定
「体積重量」:梱包を含めた商品の大きさ(体積)で料金設定
上記のように区分されており、「重量」「体積重量」の
どちらか重い方で国際送料が設定されます。
中国輸入ビジネスは、様々な種類の商品を数多く仕入れするため、
全ての商品を「重量」「体積重量」のどちらで計算されるのかを把握することは
現実的ではないため、基本的に「重量」で計算しておけば問題ありません。
ですが、特に注意が必要なのは、大きくて軽い商品を仕入れする場合です。
僕の経験談ですが、ゴルフマット(125×90)を5個ほど仕入れた場合に、
数日経って請求書を確認してみると、予定してたよりもかなりの料金オーバーでした。
また、Amazon倉庫にも納品できないサイズの商品だったため、
自宅に配送して、さらに配送料金がかかってしましました。
さらには、購入者に自己配送で商品を配送しなければいけませんので、
バカでかいサイズの梱包もして、高い配送料金を払って、もう大変でしたよ。
ほんと、忘れられない良い思い出です。笑
体積重量は、1個2個では料金の変動幅も小さいですが、大きくて軽い商品を大量に仕入れてしまうと、
予定よりも確実に国際送料が嵩みますので、ここは十分注意していきましょうね。
重量での国際送料
重量での国際送料は、輸入代行業者によって異なります。
輸入代行業者のホームページを見れば載っていますので、
それぞれで比較して安い料金の会社を選ぶのが良いと思います。
[aside type=”normal”]輸入代行業者よっては、商品重量が『20kg』を超えると、国際送料が大幅に安くなるサービスを実施している場合もありますので、商品はまとめて仕入れするのがポイントです。[/aside]
体積重量での国際送料
体積重量での国際送料は、基本的に計算式で算出されます。
体積重量(kg)=縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷6000(体積重量定数)
※体積重量定数は代行業者によって違い、5000~8000と変動します。
体積重量定数は、代行業者によって変動することがありますが、
空便を使用する場合は、ほとんどの輸入代行業者で「6000」が設定されています。
体積重量の計算例
体積重量の式を用いて、重量を算出してみたいと思います。
例えば、商品サイズが【20cm×20cm×20cm】で、重量が【1kg】の商品では、
体積重量の計算式は、
『体積重量(kg)=縦×横×高さ÷6000』 ですので
「20×20×20÷6000=1.33kg」になります。
この商品の場合は、【重量1kg】<【体積重量1.33kg】 ですので、
体積重量で料金が設定されることになります。
まとめ
中国輸入ビジネス初心者にとって「体積重量」は、聞きなれない言葉だと思いますが、
計算方法は簡単ですので、何度か経費を計算していくうちに慣れてくると思います。
上記でも解説しましたが、「体積重量」を意識する必要があるのは、
『大きくて軽い商品を仕入れする場合』がメインですので、
そこを理解しておけば、まずは問題ないと思います。
あとは、関税やFBA手数料などの経費計算を確実に行って、
しっかりと利益をとっていきましょう。
今回の内容は以上となります。
記事の内容でご不明点、質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。