こんにちは、アキです。
昨年までなかった引当金ですが、今年からAmazon販売初心者には引当金が発生しています。
金額にもよりますが、引当金が発生するとキャッシュフローが辛くなる
可能性がありますので、しっかり理解をしておきましょう。
今回の記事では、「Amazonの引当金とは?Amazon販売初心者は気をつけよう」について解説していきます。
引当金とは
引当金は、購入したお客様様からの返金や払い戻しに対応する為に、
一時的に売上げ金から留保される金額のことです。
例えば、
「5000円の売上げがあった場合に、その売上げから3000円が引当金として留保され、
返金や払い戻しがあった場合にその金額から引いて対応する」と言うものです。
引当金の金額は、Amazon側が独自の基準で決めるようなので、詳しい事は分かっていませんが、
Amazon販売を開始して1ヶ月目は、『売上げの50%が引当金』として当てられると思っていて下さい。
実際に、僕自身も1ヶ月目はそのくらい留保されました。
特にクレジットカードで決済している人は、Amazonからの入金にラグが発生しますので、
「支払い期日までにお金を用意できない。」というような事がないように、充分注意しておきましょう。
引当金の留保期間
引当金の留保期間は、【次の決済日】までになります。
分かりやすく説明すると、Amazonは14日毎に決済が行われますので、
決済日が14日に行われるとしたら、28日まで引当金が留保されますので、
それから振込み手続きが開始されます。
なので、振込み手続きから振込み期間までを合わせると、
引当金の振込みが行われるのは1ヶ月先となります。
1ヶ月も50%が留保されれば、それなりにキャッシュフローが辛くなりますよね。
ですが、引当金は初月以降から徐々に留保される割合が少なくなっていきますので、
50%がずっと留保される訳ではありません。
また、最終的には引当金は解除されますので、そこは安心して下さいね。
では、いつになったら引当金が解除されるのか。気になりますよね。
ですが、詳しい事はAmazon側にしか分かっていません。
なので、ここからは僕の勝手な推測でお話していきますね。
引当金はいつ解除されるか
引当金が解除されるのは、「Amazonが優良なセラーの認めた時」と考えられます。
そもそも、返金や払い戻しの為に引当金を留保されているので、
返金や払い戻しが少ないセラーは留保する必要がありませんよね。
ということは、Amazon側がその可能性があるセラーなのかをチェックしていると考えられます。
簡単に言うと、セラーの良し悪しをチェックしていると言うことです。
僕のメンターがコンサル生に引当金調査を行なったところ、
Amazon販売開始から、引当金が3ヶ月で解除された人もいれば、
まだ引当金が解除されていない人もいるようです。
その違いを分析すると、【セラーパフォーマンスの評価】が関係しているという結論に至りました。
ですので、「セラーパフォーマンスの評価を高く維持できれば引当金は解除されやすい。」と予想できます。
では、セラーパフォーマンスを高く維持するにはどうしたら良いかですが、
セラーパフォーマンスに影響する6つの項目を気をつけていれば大丈夫です。
具体的には、
・注文不良率がAmazonの既定とする水準以下
・返品不満足度がAmazonの既定とする水準以下
・出荷遅延率がAmazonの既定とする水準以下
・返金率がAmazonの既定とする水準以下
・24時間以内にAmazon内の自分に届いたメールに回答または、対処
上記の事を意識して販売していれば、いつの間にか引当金は解除されるはずです。
要するに、「お客様に誠意を持って販売する」ということです。
AmazonもAmazonブランドを出品者の不良で傷つけたくないはずですので、
このような引当金制度が導入されたのかもしれませんね。
できるだけ早く解除する為にも、セラーパフォーマンスは常に意識していきましょう。
まとめ
昔はなかった引当金制度ですが、今ではAmazonもトップクラスのECモールに成長したことで、
量より質を求めている時代に変わってきているのかもしれませんね。
僕ら出品者もAmazonに合わせて、商品の質をもっと追求する必要がありそうです。
追求するといっても、僕らにできることはリサーチの質を上げるのが重になりますので、
商品はしっかりと見極めて仕入れしていきたいですね。
今回の内容は以上となります。
記事の内容でご不明点、質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。