こんにちは、アキです。
今回は「アマゾンのFBA在庫保管手数料の費用について」について解説しています。
輸入ビジネスの規模が大きくなるにつれて、扱う商品数も多くなっていきますが、
それに比例して、アマゾンのFBA倉庫に入荷する物量も増えていくと思います。
そこで注意しておかなければいけないのが、「FBAの在庫保管手数料」です。
アマゾンはタダで在庫スペースを提供して下さるわけではないので、
アマゾンのFBA倉庫を利用するには在庫分の手数料が必ず発生します。
少量ならそこまで多くはかからないのですが、物量が多くなっていくと1つが安い手数料でも、
チリも積もれば山となる。のようにそれなりの価格になります。
特に中国輸入ビジネスの場合は、商品数と販売個数が多いのが特徴の
ビジネスモデルですので、在手保管手数料は注意が必要です。
アマゾン在庫保管手数料とは
在庫保管手数料とは、その名の通り倉庫に在庫としてある商品に課せられる手数料のことです。
料金は、商品の大きさ(サイズ)、在庫数によって決められており、大きい商品ほど手数料が高くなります。
中国輸入で取り扱う比較的小さめの商品(体積重量0.1kg~1.5kg)程度なら、
商品1個に対して日あたり0.01円~0.9円くらいの手数料ですね。
だいたい、月に10円くらいと考えていれば間違いないと思います。
そこまで高くないと思われる方も多いかもしれませんが、
1ヶ月100個在庫があれば、それだけで1000円かかりますし、
12ヶ月その状態だと1年で12000円も手数料としてとられることになります。
これが大型商品の場合なら、これ以上は余裕にかかりますので結構バカになりません。
なので、定期的に手数料を確認必要です。
そこで長期間売れていない商品や手数料が高い商品の処分は早めに行う必要があります。
FBA計算機で毎月の在庫保管手数料を簡単に確認する方法
アマゾン在庫保管手数料は、FBA計算機というGoogle Chrome拡張機能を使えば簡単に確認できます。
FBA計算機のおもな使い方は、こちらの動画で解説しています。
この商品を在庫保管手数料を見てみましょう。
『【ノーブランド】糖度計 Brix0~32% 温度自動補正(ATC)付き』
FBA計算機の画面

FBA計算機の毎月の保管に注目してください。
ここに表示されている金額が月額の在庫保管手数料です。
なので、この商品をアマゾンの納品すれば、月額10円の在庫保管手数料がかかります。
この金額は月額なので、日割りすると1日0.33円くらいの手数料がかかります。
小さい商品なのでそこまで手数料は高くないですね。
一般的にこのくらいの在庫保管手数料がかかると思っておけば大丈夫です。
では、次に大型商品を見てみましょう。
『折畳み浴槽 ビニール製 ダブルサイズ 大人用 65*70cm』

FBA計算機の画面

この商品は月額210円の手数料がかかります
先ほどの小さい商品に比べると、かなり高いことが分かります。
約21倍といったところでしょうか。
1個ならまだマシですが、在庫が10個や20個あったとしたらかなりの金額になりますね。
それが毎月となると悠長なこと言ってられない金額です。
このように商品サイズによって在庫保管手数料の金額は変わり、
商品サイズが大きくなればなるほど高くなります。
特に大型サイズの商品を扱う場合はそこそこの在庫保管手数料がかかりますので、
どのくらいの手数料がかかるかを仕入れ前に把握して、需要と相談しながら販売する必要があります。
まとめ
アマゾン在庫手数料は、あまり気にしている人は少ないかもしれません。
しかし、在庫経費は物量が増えるにつれてかなりの費用となり、
気づかないうちに赤字になっているケースもよくあります。
特に、先ほどの大型商品のようなサイズが大きい商品を販売する場合は
気にしておく必要があります。
なかなか売れない商品の在庫処理は、ヤフオクやメルカリなどの
アマゾン以外の販路でマルチチャネルサービスを使って売る。
または、販売価格を下げてみるなどの戦略も必要です。
在庫処理に関しては以下の記事を参考にしてください。
※在庫処理に役立つ記事
輸入ビジネスの販路としては必須ECサイトのヤフオクの出品方法
ただ、どっちにしても処理する時期が大切です。
僕の経験では、半年売れない商品は一年待っても売れません。
半年間で一度在庫を見直すのがよいと思います。
長くても一年以内には処理しましょう。
在庫も資産となりますので、年末調整の際にどっちにしても処理しなければなりません。
在庫保管手数料は1日毎に発生しています。
アマゾン販売初心者は判断が難しいかもしれませんが、販売として必要なスキルなので
そこの目利きも少しずつ理解していくことが必要です。
是非参考にしてください。
今回の内容は以上となります。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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