こんにちはアキです。
今回は、「Amazon倉庫から返送した商品を再納品する方法」について解説していきたいと思います。
商品の再納品方法は頻度の高い納品方法ですので、しっかり理解しておきましょう。
Amazonで返送した商品を再納品する方法
返送した商品の再納品には2パターンの方法があります。
・既存の納品ラベルを使用して納品する方法
・新しく納品ラベルを発行して納品する方法
上記2パターンを使い分けすることで、再納品時間を圧倒的に短縮できます。
【新しく納品ラベルを発行して納品する方法】は、「通常の納品手続き」と同じですが、
【既存の納品ラベルを使用して納品する方法】は少し手順や確認するポイントが異なりますので
以下の記事を参考にして理解を深めてくださいね。
既存の納品ラベルを使用して納品する方法
この再納品方法は、返送した商品に既存ラベルが付いている場合に有効です。
例えば、出品してある商品を一度再検品のために返送した時とかですね。
既存ラベルがついてある商品は、再納品する時にも使えますので、
再度納品ラベルを発行する必要がありません。
そのため、納品ラベル代もかかりませんし、貼り付ける手間や商品登録も不要です。
この再納品方法は、新しく納品ラベルを発行して納品するよりも
経費削減や大幅な時間短縮もできますので、積極的に利用しましょう。
では、具体的な手順を解説していきます。
はじめに、Amazonのセラーセントラルを開きます。
続いて、『在庫』タブより「在庫管理」をクリックします。
この画面から再納品して手続きを行います。

まず、「再納品したい商品」をチェックして、一括変更のドロップダウンリストから
「在庫商品を納品/補充する」をクリックします。

続いて、「在庫を納品する」をクリックします。

ページが切り替わり、納品手続きの画面へ移動します。
ここからは、通常のFBA納品手続きと同じように進めていけばOKですが、
一つだけ注意するポイントがあります。
それは、【既存ラベルのFNSKU】と【納品する商品に割当てられているFNSKU】が
同じでなければならないということです。
[aside type=”normal”]FNSKUとは、FBA倉庫に納品した在庫に割当てられるもので、ASINとSKUに紐づけて管理するためのFBA独自のコードです。簡単に説明すると、Amazonが管理しやすい様に割り当てた商品コードということです。[/aside]
噛み砕いて説明すると、以前に商品登録した商品のSKUと同じSKUの在庫画面で
登録しなければならないということです。
これでもちょっと分かりづらいと思いますので、もう少し詳しく説明しますね。
『FNSKU』は商品登録した際に割り当てられるコードで、
同じASINの商品でも別々のFNSKUが割り当てられます。
例えば、1月1日に納品した商品のFNSKUが「X00000001」だったとします。
次に同じASINの商品を2月1日に納品した場合には、「X00000002」と割当てられます。
このように、同じASINでも商品の登録日が違えば、別々のFNSKUが割り当てられますので、
既存ラベルで再納品する場合には、割り当てられたFNSKUと同じ在庫管理が必要になります。
ですので、『納品手続きをする際には返送した商品のFNSKU』が
『既存ラベルのFNSKU』と同じかどうかを確認しなければならないということです。
返送したFNSKUを確認するには、『レポート』タブの「フルフィルメント」をクリックします。

続いて、「返送/所有権の放棄依頼の詳細レポート」をクリックします。

次に期間を指定して、「レポートを作成」をクリックします。

すると、返送履歴が表示されますので、確認したいレポートをクリックすれば
該当商品のFNSKUが表示されます。

ここで表示されたFNSKUが、納品手続きで一致していることを確認してください。
納品手続きでのFNSKUの確認方法は、納品数量の入力画面にある
「ASIN/FNSKUを表示」をクリックすると表示されます。

既存ラベルで納品する場合には、同じASINの商品でも
割り当てられるFNSKUが違うということを理解しておきましょう。
また、異なるFNSKUで納品手続きを行ったとしても、
Amazon倉庫には納品できませんのでこの点は充分注意しておきましょうね。
Amazon倉庫から返送が必要な商品は必ず発生する
Amazonで商品販売した場合には、必ず返送しなければならない商品が発生します。
Amazonはお客様を第一に考えていますので、僕ら出品者が商品ページ通りの
商品を販売したとしても、もしお客様の意図と違った商品が届いた場合には、
Amazonは返品を許可するようになっています。
その為、返品された商品は殆ど販売不可在庫として在庫管理されますので、
出品者はどうしてもそれらの商品を返送しないといけません。
そのような事から返送が必要な商品が発生します。
また、Amazon倉庫から商品を返送する理由は他にもあります。
・出品停止になった商品を別販路で販売するため
・Amazonの真贋調査で販売禁止になった商品を検品するため
・出品した商品の返品が多いので、一度返送して検品するため
・Amazonから出品している商品の検品を要求されたため
などなど、このような場合で返送することが多いです。
おもに検品が理由ですね。
返送した商品は持ち帰って再検品をすると思いますが、
お客様の都合で返品された商品もありますので、新品未使用の商品も少なくありません。
その際には、上記の再納品方法が有効ですので、是非理解を深めて頂けたらと思います。
今回の内容は以上となります。
記事の内容でご不明点、質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。