アキです。
物販の流れとして、「仕入れ⇒販売⇒配送」が基本的な流れとしてありますが、無在庫販売の場合は「販売⇒仕入れ⇒配送」になります。
仕入れせずに販売することが可能なため、仕入れに必要な資金を事前に準備する必要がなく、在庫を抱えなくとも物販ビジネスを展開することができます
有在庫販売に比べて爆発力はありませんが、資金を必要としないので初心者にも取り組みやすいのが特徴です。
Contents
国内無在庫販売について
国内無在庫販売は日本国内で完結する無在庫販売です。
国内で仕入れするメリットは、配送が速い、送料が安い、消費者からのクレームになりにくい。
【国内仕入れ元⇒国内販売媒体】で無在庫販売を実施します。
海外仕入れで無在庫販売をすることも可能ですが、初めは仕組化しやすい国内無在庫に取り組みといいでしょう。
無在庫販売の流れ
「販売」してから「仕入れ」を行いますが、仕入れには2種類の方法があります。
- 仕入れ元から消費者に直接商品を配送する
- 仕入れ元から一度手元に仕入れして、消費者に配送する
この2つのどちらかで無在庫販売を展開します。
1.仕入れ元から消費者に直接商品を配送する
2.仕入れ元から一度手元に仕入れして、消費者に配送する
どちらのパターンでも稼ぐことはできますし取り組みやすいです。
ですが、それぞれメリット、デメリットがあるので、あなたに合うパターンで販売していくのがいいでしょう。
1.仕入れ元から消費者に直接商品を配送する
仕入れ元から消費者に直送すれば、配送費用が安くすみますし、最短で消費者に商品をお届けできます。
最短で配送できるので、消費者も無在庫販売と気づきにくく、クレームになりにくいのが特徴です。
無在庫販売ではこのパターンで実施している方が多いです。
しかし、仕入れ元の梱包状態のまま直送するので、箱、タグなどで無在庫だと疑われる可能性もあります。
このパターンでは梱包資材のクレームが一番多いので、そのクレームをいかに対策するかが重要です。
例えば、アマゾンFBAから直接配送するなら、
「この商品はアマゾン倉庫からの配送となります。アマゾン倉庫から配送するため、アマゾンのロゴが記入された段ボールが届く可能性があるので、予めご了承ください。」などの文章を記載しておく。
このようにクレームにならないように対応する必要があります。
また、領収書などを求められたときに対応できる手段を考えておきましょう。
直接配送すると、仕入れ元で購入した金額が領収書として発行されます。
もちろん、金額も異なりますし、宛てなも矛盾してますので、クレームに繋がる原因です。
2.仕入れ元から一度手元に仕入れして、消費者に配送する
手元に1クッション置いて配送するパターンですが、1クッション置く時間が2~3日ほどかかりますので、お届けまでの配送期間が長くなります。
また、手元から消費者に配送するための配送費用が発生するので、利益額はあまり大きくはありません。
このパターンで配送するなら、下記の2点を注意してください。
- お届けまでの期間を長めに設定する
- 手元からの配送費用を計算に入れて販売する
販売媒体で配送期間設定はできます。
およそ「+2~4日」程度で計算しておくのがいいでしょう。
もちろん、仕入れ元から手元に届くまでの期間も考慮しておく必要があります。
配送費用は大きいものほど高くなるので、このパターンでは小物商品を扱うのがおすすめです。
小物であれば、クリックポスト、ゆうパケット、定形外などで200円弱で配送できます。
無在庫販売はセーフなの?
ご存知だと思いますが、基本的にアウトです。
ほとんどの販売媒体は、規約に無在庫販売禁止の旨を伝える文章を掲示していますので、実施するにはそれなりのテクニックが必要です。
ただし、『BUYMA』だけは無在庫販売を了承していますので、自由に販売できます。
『BUYMA』を見れば分かりますが、無在庫であろう商品が大量に販売されています。
ここで「BUYMAで無在庫しよう!」と考える方がいると思いますが、僕はおすすめしません。
無在庫可能ということは、既に無在庫セラーが大量に溢れているということですので、その中に私も!と入っても埋もれていくだけです。
同じ商品が大量に販売されている所に参入しても、結局消費者は価格が安い商品を購入するだけですので、価格競争に疲れるか、商品が全く売れないというのがおちです。
無在庫販売するなら、あえて規制がかかっているところでチャレンジしていくほうがライバルは少なく、安定して稼ぐことができます。
ただし、販売する商品が既に大量発生している商品であれば、意味がありません。
無在庫と有在庫では、有在庫の方が安価で販売できますので、有在庫と争わないブルーオーシャンの市場を狙っていくのが重要です。
国内無在庫の注意点
基本的に禁止の販売媒体では、無在庫だと発覚した時点で垢バンになります。
いかにアカウント停止を回避するか、有在庫と見せて販売するかが安定して稼ぐために必要不可欠です。
注意するポイントは色々ありますが、大きくは4つです。
- 迅速に配送する
- 大量出品に注意する
- 消費者からのクレーム
- 複数アカウント利用
上記4つを対策しておけば、無在庫で稼げないということはまずないでしょう。
販売媒体に合わせて注意するべきポイントに対応します。
- ヤフオクなら、1アカウント3000まで出品することができるが、評価が低いと垢バンになる
- メルカリなら、出品は1日20件まで抑える
- アカウントを複数作成して、垢バンになった時のリスクを低減。
どの媒体で販売するかで、対応、対策が異なります。
始めて取り組む場合は、テストマーケディングして販売しましょう。
セーフ基準を見極めて少しずつ販売していけば、大きなリスクは回避できます。
最後に
「どの販売媒体で実施すればいいですか?」と質問がきたことがありますが、無在庫販売はどの媒体でも実施できます。
大事なのは、『無在庫で安定して稼ぐために、販売媒体に合わせて展開していく』これがとっても大事です。
有在庫に比べて圧倒的に稼ぐのは難しいですが、資金集めとしては再現性の高いビジネスモデルです。
初心者の方には取り組みやすいと思うので、気になる方は上記項目に理解したのを、チャレンジしてみてください。